英語プレゼンテーションでのフォント選びはどうするか?のフォント8選と注意点
英語プレゼン資料は作ったものの、フォントはこれでいいのか、迷うこともありますよね。
英語プレゼンテーションでのフォント選びは、視認性、プロフェッショナルな印象、そしてプレゼンのテーマやトーンに適合することが重要です。以下にいくつかの一般的なフォントと使用時の留意点を挙げていきましょう。
おすすめのフォント
1. Sans-serifフォント
- Arial
- 視認性が高く、どのデバイスでも安定して表示されます。ビジネスプレゼンによく使われます。
- Helvetica
- シンプルで洗練された印象を与えるフォント。高級感を出したい場合に適しています。
- Calibri
- Office製品の標準フォントで、親しみやすい印象。プレゼンのトーンが軽やかな場合に便利です。
- Verdana
- 字形が広めで読みやすいので、特に小さいサイズやスクリーン表示に向いています。
2. Serifフォント
- Times New Roman
- クラシックでフォーマルな印象を与えるフォント。正式な場面や伝統的なテーマに向いています。
- Georgia
- Times New Romanより柔らかい印象で、オンラインプレゼンでも見やすい。
3. モダン・クリーンなフォント
- Roboto
- Googleが開発したフォントで、モダンでスッキリしたデザイン。デジタル関連のテーマに最適。
- Open Sans
- スタイリッシュかつ読みやすく、どんなプレゼンにも適用可能。
フォント選びの注意点
- 読みやすさを最優先
- 視聴者がスクリーンから離れていても、文字がはっきり読めるフォントを選びましょう。
- 複雑な装飾があるフォント(スクリプトや筆記体)は避けるべきです。
- 途中でフォントを変えると不自然ですので、避けましょう。
- フォントサイズを適切に設定
- タイトル: 28ポイント以上
- 本文: 18〜24ポイント以上
- 遠くから見ても視認性を確保できる大きさにしましょう。
- フォント数を制限
- 1〜2種類のフォントに留めるのが無難です。一貫性が保たれ、スライドがスッキリ見えます。
- 背景とのコントラストを確保
- フォントの色と背景色のコントラストを強調し、視認性を高めます(例: ダーク背景には明るい文字、明るい背景には暗い文字)。
- プレゼンのトーンに合わせる
- カジュアルなテーマの場合: CalibriやOpen Sansなど柔らかい印象のフォント
- フォーマルなテーマの場合: Times New RomanやGeorgiaなど落ち着いた印象のフォント
- プレゼン環境を考慮
- 使用するデバイスにインストールされていないフォントを使うと、別のフォントに置き換わる可能性があります。システム標準のフォントを優先するか、PDF形式で保存するのが安全です。
- とある国でのプレゼンを頼まれたら、その国でよく使われるフォントを選びましょう。前任者などの資料を確認するのもよいでしょう。
具体的な提案
たとえば、ビジネスプレゼンでは次のように設定できます:
- タイトル: Arial Bold(28pt)
- 本文: Calibri(18-24pt)
デザイン性を重視するクリエイティブプレゼンでは:
- タイトル: Helvetica Bold(30pt)
- 本文: Open Sans(20pt)
フォントは内容の印象を大きく左右します。目的と視聴者を意識しながら、適切なフォントを選びましょう!
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この記事の筆者
Lio(りお) キャリアコンサルタント・SEOライター/実績のある日本の国家資格キャリアコンサルタント&行動心理士。大手日系&外資系の会社で人事(HR)歴25年。海外で人事関係の学位取得(Professional diploma)。自らも転職4回&外資系含む大手200社受験経験有り、日本の転職市場を肌で経験。海外子女でありTOEIC900点台をキープ。越境して働く!英語を活かして働く皆様向けにキャリアメディアとレッスンでご支援しております。