「自分の強みがない!」と思ったときの4つのヒントと役立ち情報とは。
就職・転職・副業にあたり、「強みがない!」という方はいませんか。
強みが見つからないと焦ってしまいますよね。では、どうすれば「自分の強み」を見つけられるのか?そのヒントを4つ紹介していきましょう。
強みがない!という際には以下4つだけ実践してみてください。きっと言語化につながるでしょう!
■強みがない!時に実践すべき4つのヒント
1.「強み」は自分の中での相対的なもの
2.「強み」は過去の「転機」で振り返る
3.「強み」は好きなコトで振り返る
4.「強み」はキャリアアンカーから推察する
1.「強み」は自分の中での相対的なもの
まずは、強みを考える際のヒントです。強みは、市場や他社と比べて絶対的に優れている部分でなくても構いません。例えば、英語です。別に英検1級を持っていて、ネイティブレベルでないと「強み」と言えないというルールはありません。自分の中で、相対的に見て「英語が得意」なら、英語を挙げればいいのです。
強みは相対的なものでOK!
2.「強み」は過去の「転機」で振り返る
強みがどうもわからない!という方は、以下のワークをやってみてください。
ワーク:過去の転機ベスト3を振り返ってみてください。(例:転職、受験失敗から逆転、スポーツでの成功など)
振り返りましたか? 次に「その際に乗り越えて発揮した能力を挙げてみてください」
例えば、とりあえず行動してみた、周囲にしっかり相談した、論理的思考力を駆使したなどなど。恐らくそれらのどれか、或いはすべてが貴方の強みかもしれません。なぜならば、人間は、苦境や転機の際に、本来の能力を発揮しがちだからです。そのエピソードは、そのまま就職や転職の自己PRにも使えるでしょう。
転機を振り返ろう!!
3.「強み」は好きなコトで振り返る
次に、強みは「好きなコト」を考えることで、見つけることもできます。「好きこそものの上手なれ」というように、好きなコトは、そのまま強みにつながっているケースが多いのです。
例えば、好きなコトは、英会話のように、特に働く上で、関係ないものでもOKです。例えば、レコード集めのコレクションが好きなコトなら、コツコツと地道に続ける持続力などが強みかもしれませんし、音楽の知識は人一倍かもしれません。ヨガが趣味なら、タフネスやメンタル面が強いかもしれません。SNSが好きな人は、そのフォロワーの多さが強みになるかもしれません(スタートアップ企業では、SNSで影響力のある人は歓迎される傾向があります)。
好きなコトを振り返る、そして強みに当てはめてみると良いでしょう。
好きなコトを振り返ろう!
4.「強み」はキャリアアンカーから推察する
キャリアアンカーとは、キャリアを形成していくうえで、絶対に譲れない価値観のことを指します。米国のエドガーシャイン教授が提唱された有名な概念です。詳しくは、こちら👇
合わせて読みたい:キャリアアンカー
キャリアアンカーは、8つの分類があるとされ、大体ですが、30代後半から固まってきます。
8つのキャリアンカー
1.専門・職能別・・・自分の技能・専門性が高まり、活用できること、
2.全般管理・・・組織の中で、責任のある役割を担うこと、
3.自立・独立・・・仕事を自分のやり方で仕切っていくこと、
4.保障・安定・・・会社の雇用保障などの経済的な安定のこと、
5.独創性・・・クリエイティブに新しいことを生み出す、自身が会社や事業を起こす機会、
6.奉仕・社会貢献・・・社会に貢献したり、奉仕したりすること、
7.純粋な挑戦・・・解決困難な問題に挑むこと、
8.ライフスタイル・・・個人的な欲求と家族・仕事とのバランスを調整することとなります。
(引用:HRPro 人事用語集)
こちらのキャリアアンカーですが、自分のキャリアアンカーを以下ウェブサイトで診断することができます。40問に答えるだけで、10分程度で実施可能です。試してみてはいかがでしょうか?
参考:キャリアアンカー診断
キャリアアンカーを調べてみよう!
強みがわからない際のお役立ち情報
Youtubeからのヒント
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この記事の筆者
Yaco(やこ)/「強み」を活かす戦略キャリアコンサルタント。人事歴25年/海外で人事関係の学位取得/国家資格キャリアコンサルタント&米国CCE認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー&行動心理士/転職5回&外資系含む大手200社受験経験有/「強み」を発掘し、活かす転職&ギグという働き方支援中。ドラクエとラーメンが好き☺