ガクチカに英語・海外・留学ネタが良い理由と注意点
ガクチカとは
ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」の略です。通常日本の大学卒一括採用の面接では、必ず聞かれるという定番の質問になります。このガクチカは、日本の大学生がぎりぎりまで頭を絞って考える一番のネタになります。
ガクチカに英語・海外・留学ネタが良い理由
様々なガクチカが、世の中に出回っているのですが、もちろん問題は中身とはいえ、その内容そのものは、重要な差別化の要素になります。例えば、誰でも当たり前にやるようなガクチカであると「またか・・」と面接官の退屈を誘ってしまう可能性もあるでしょう。
その中で、昔から「あるあるネタ」ではあるものの、未だアピール効果の高いガクチカとされているのが、英語・海外・留学ネタなのです。
なぜか?理由は以下の通りです。
- どの日本企業でも、まだまだ事業のグローバル化が課題
- チャレンジ精神を感じさせる
- 視野の広さを感じさせる
上記を順番に見ていきましょう。
どの日本企業でも、まだまだ事業のグローバル化が課題
まず、人口減少の日本、そして、ここ失われた30年でグローバルでの商品やサービスの地位が激減した日本企業として、事業のグローバル化は待ったなしの課題です。英語や海外に「興味がある」人材は、そのネタだけでも興味を引くことは間違いありません。
昨今のコロナ渦で、海外へ出られないため、なかなか海外ネタが出せないところではありますが、英語に関する取り組みや、外国人への興味だけでも、大きな差別化を引き出せそうです。TOEICの点数だけではありません。ガクチカにそのネタを選んだという思考も評価されるでしょう。
チャレンジ精神を感じさせる
やはり、英語・海外・留学というテーマ感は、通常の枠から抜け出し、新しいことに挑戦するチャレンジ精神を感じさせることができます。閉塞感が続く時代、こういったアウトゴーイングな人材は、魅力的に映ることは間違いないでしょう。
視野の広さを感じさせる
外国人と接した生の体験、留学などであれば、現場での臨場感あるストーリーは面接官を飽きさせることはないでしょう。これは、大学のサークル活動という狭まったストーリーより、次元が違う広さを面接官に感じさせることができるでしょう。
注意点とは
いいことずくめの海外・英語・留学ネタかもしれませんが、以下の点には注意をして話しましょう。
・海外経験が豊富でも、自慢げにならない
・海外経験そのものでなく、そこから得たことを強調する
・具体的な苦労体験を必ず用意する
上記に留意の上、ガクチカ対策をしっかりしましょう!