「TOEICは?」面接で聞かれたら何点からアピールになる?
「TOEICは?」面接で聞かれたら、何点から答えていいのか?
面接で「TOEICは?」と聞かれて、焦ってしまう方もいるのではないでしょうか?TOEIC点数を伝えて、何点からがアピールになるのでしょうか?言ってはいけない点数はあるのでしょうか?
ここに関して、諸説はありますが、2023年度現在、点数別のアピール度傾向とその答えをお伝えしていきます。
600点以下の場合
まず点数が600点以下の場合は、正直、その場でのアピールにはならないことが多いでしょう。600点以下であると、簡単な日常会話は何とかできるレベルです。英文のメールも正しく読めるか、そして返せるかどうかが怪しい点数というイメージを持ちます。
一昔前は、480点以上ならアピールになるという時代もありましたが、昨今のグローバル化で600点は一つのボーダーだと思ってよいでしょう。
しかし大事なのは、実際に受験して、点数を保持しているということです。
TOEICを受けたことがありません。という人よりは、しっかり英語への意識は向いているという印象を与えることができるでしょう。
大事なことは、点数を告げた後です。例えば
「550点です。この点数には満足しているわけではないので、引き続き、英語の勉学は続けています」
「480点です。次の試験では600点を目指して、毎日1時間勉強はしております」
と付け加えるだけでも断然印象は違うのです。
◆600点以下の方の底上げTOEIC対策
600点~730点の場合
特に若い方の場合、アピールになり始める点数です。700点近くを持っているということは、日常会話は何とか出来、英文のメールも何とか対応できるレベルとみなされます。特に、大手上場企業の管理職として最低限必要な点数が600点前後という企業も多いので、会社としては、将来持っていてほしい英語力というレベルと見受けられます。
また、若い方の海外留学や海外業務研修の最低点も600点であることが多いでしょう。
もちろん、この点数レベルは、決して、「高い」というものではありません。引き続き、自己研鑽は必要ですし、点数とともに、「英語を活用した経験(ボランティアや海外留学など)」を添えるとより完璧でしょう。
◆TOEIC730点を目指す方のためのテキスト
730点~860点の場合
十分にアピールになる点数レベルです。企業の国際部門や外資系への門戸が開く点数と思ってよいでしょう。面接では存分にアピールしましょう。
しかし、大手外資系やコンサルの場合は、最低ラインとみたほうがいいでしょう。英語ができて当たり前のグローバル企業からするとエントリーレベルという認識を持ち、あまりおごりすぎない方が良いでしょう。
一方、日系企業の場合は、十分にアピールできる点数です。自信を持ちましょう。
◆TOEIC860点を目指す方のテキスト
860点~満点の場合
860点を超えていれば(できれば900点台)、英語の即戦力とみなされます。英語にまつわる仕事や、翻訳など、日常的に頼られることも多いでしょう。英語のできる人、わかる人というレッテルを張ってもらえることでしょう。
面接では、堂々とアピールできるのですが、問題は、点数だけではなく、実践力も必要という点を意識しておきましょう。TOEICだけ高く、実は実践では話せない人も多いのが実態です。
面接では、TOEIC点数だけでなく、実際に英語を利用して、成功した体験や、可能なら英文履歴書なども同時に提出すると、アピールになる可能性があります。
◆TOEIC満点を目指す人のためのテキスト
TOEICは点数だけではない
TOEICは面接で点数を伝えるだけではなく、その後の意気込みや具体的な実績を伝えることが大事です。点数を超えたアピール効果があるかもしれません。頑張ってみてください。