ミーティングの英語で絶対知るべき表現10選

はじめに

最近の日本では、国内にいながらも英語でのミーティングが避けられない場面も多いです。特にグローバルな環境で働く場合、英語でのコミュニケーションが円滑にできることは重要なスキルです。今回は、ミーティングでよく使われる英語の表現10選を紹介し、それぞれの表現の使い方や注意点について詳しく解説します。

1. Let’s get started.

  • 意味: ミーティングを開始しましょう。
  • 使い方: ミーティングの冒頭で使われるフレーズです。参加者が集まり、準備が整った段階で「Let’s get started」と言ってミーティングを始めます。
  • 注意点: 短くてシンプルな表現なので、特にフォーマルな場面でも使えます。時折「Shall we get started?」という形でも使われますが、こちらはもう少し丁寧なニュアンスになります。

2. Does anyone have any updates?

  • 意味: 何か更新事項はありますか?
  • 使い方: 定例ミーティングやプロジェクトミーティングで、進捗や新たな情報を確認する際に使われる表現です。
  • 注意点: 「update」には「情報更新」の意味があるため、プロジェクトの進捗報告などでよく使われます。全体の進行状況を把握するための便利なフレーズです。

3. Let’s move on to the next point.

  • 意味: 次の議題に移りましょう。
  • 使い方: ミーティングでの議題が一つ終わった後、次に進む際に使います。
  • 注意点: スムーズに話を進めたい時に便利なフレーズです。議題がまだ終わっていない場合は、「Before we move on, is there anything else on this topic?(次に進む前に、この議題について他に何かありますか?)」という表現を使うこともできます。

4. Could you clarify that?

  • 意味: それをもう少し説明していただけますか?
  • 使い方: ミーティング中に相手の発言が曖昧だったり、理解が難しかった場合に、詳細を求めるための表現です。
  • 注意点: 相手に対する敬意を持って使うことが大切です。強い口調ではなく、あくまで理解を深めるために使う表現であることを意識しましょう。

5. I’d like to add something.

  • 意味: 何か追加したいことがあります。
  • 使い方: 誰かが話している内容に、自分の意見や情報を追加したい時に使います。
  • 注意点: ミーティングでは順番を守ることが重要なので、他の人の発言を遮らないようにタイミングを見計らって使いましょう。また、「I’d like to add a point」という形でもよく使われます。

6. Let’s take a vote on this.

  • 意味: これについて投票しましょう。
  • 使い方: ある議題について意見が分かれた時、最終的な決定をするために投票を提案する際に使います。最近はZoomやTeamsでのVote機能も使えるので、オンライン会議でもさっと利用できますね。
  • 注意点: 投票は公平な意見を集める手段ですので、全員の意見を尊重しながら進めることが重要です。フォーマルな場面では「Shall we take a vote?」という形にするとより丁寧です。

7. We need to reach a consensus.

  • 意味: 意見の一致を図る必要があります。
  • 使い方: ミーティングで何か重要な決定をする際、全員の同意を得る必要がある場合に使います。
  • 注意点: 「consensus」は全員一致の意味を持つため、全員が同意するまで議論を続けるというニュアンスがあります。意見が異なる場合は、「How can we reach a consensus?」と問いかけ、協議を促すことも効果的です。

8. Let’s table this for now.

  • 意味: これは今は保留にしましょう。
  • 使い方: 議題が複雑すぎる、あるいは別の優先事項があるため、その議題を一旦保留にする際に使います。
  • 注意点: このフレーズは特に北米でよく使われますが、イギリス英語では「to table a discussion」は「議題に取り上げる」という全く逆の意味になるので、注意が必要です。

9. Let’s wrap this up.

  • 意味: これで終わりにしましょう。
  • 使い方: ミーティングの終了時に、まとめとして使われる表現です。「wrap up」は「まとめる」「終了する」という意味があり、ミーティングの内容を総括し、次のステップに進むために使います。
  • 注意点: 「Let’s wrap things up」という形でもよく使われますが、いずれにしてもフォーマル・インフォーマル問わず使用できる便利な表現です。

10. Any other business?

  • 意味: 他に何かありますか?
  • 使い方: ミーティングの終わりに、他に話し合うべきことがあるか確認する際に使います。特にアジェンダに含まれていなかった事項を追加で取り上げる場合に便利です。
  • 注意点: このフレーズはミーティングの終了直前に使うことが多く、略して「AOB」とも呼ばれることがあります。

まとめ

ミーティングでの英語表現を習得することは、ビジネスの場での信頼を築くために非常に重要です。今回紹介した10の表現は、どれも実用的であり、すぐに使えるものばかりです。これらの表現を積極的に活用し、自信を持って英語でのミーティングに臨みましょう。また、英語の表現を使う際には、相手への配慮やコミュニケーションの意図をしっかりと理解しながら進めることが大切です。

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この記事の筆者

Lio(りお) キャリアコンサルタント・SEOライター/実績のある日本の国家資格キャリアコンサルタント&行動心理士。大手日系&外資系の会社で人事(HR)歴25年。海外で人事関係の学位取得(Professional diploma)。自らも転職4回&外資系含む大手200社受験経験有り、日本の転職市場を肌で経験。海外子女でありTOEIC900点台をキープ。越境して働く!英語を活かして働く皆様向けにキャリアメディアとレッスンでご支援しております。

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