英語を活かした仕事は何がある?そのためにできることとは?

「英語を活かした仕事」に興味はありませんか?英語スキルを活用して自分のキャリアを広げたくないでしょうk?自分の語学力がどのような職種や業界で活かせるのか、具体的な職業の例や、そのために必要なスキル、または求められる資格について解説していきましょう!また、英語力をどのように伸ばせるのか、海外で働くチャンスやリモートワーク、フリーランスの可能性についても合わせて、紹介していきます!

このブログでは、英語を活かせる職種とそれに必要なスキルセット、具体的なステップやアドバイスを提供しますので、ぜひ最後までご覧ください。

1. 英語を活かせる職種

まず、英語を活かせる代表的な職種をいくつか紹介します。英語力が求められる業界は非常に多岐にわたり、以下のような職業が考えられます。

(1) 翻訳・通訳

翻訳や通訳の仕事は、英語を最大限に活用できる職種の一つです。特に、日本語と英語の両方に精通しているバイリンガルの需要は高いです。 バイリンガルとは言わずとも、そこそこの高い英語力であれば、ニーズはあります。翻訳は文章を別の言語に変換する作業であり、文書、書籍、契約書、ウェブサイトなど、幅広いジャンルでの仕事があります。通訳はリアルタイムで言語を変換するため、瞬時に的確な言葉を選ぶスキルが必要です(ここはかなりの高度なスキルが必要です)。特に国際会議やビジネス交渉の場で求められます。

(2) 海外営業

英語力が求められる職種として、主に日系企業での海外営業があります。海外のクライアントや取引先とコミュニケーションを取る機会が多く、ビジネスレベルの英語が必須です。海外駐在の可能性が開けるのもこの職種でしょう。

TOEICでいうと、860点以上でしょう。商品やサービスを海外市場に売り込むため、交渉力やマーケティングの知識も必要です。英語でのメールや電話、プレゼンテーションを日常的に行うため、実践的な英語力が試されます。この職種につくのは、企業に入社した後に、配属してもらう必要がありますので、希望が叶わないことがあるのが難点です。あらかじめ、職種別採用を行っているかのチェックも必要です。

(3) 英語教師

英語を教える職業も一つの選択肢です。日本国内で英会話学校の教師を務めるだけでなく、海外で日本人向けに日本語を教える機会もあります。特に英語教師としてのキャリアを目指す場合、TEFL(Teaching English as a Foreign Language)やTESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)などの資格を取得すると、有利になります。

最近は、英語そのものを教えるのではなく、英語の学習についてコーチングすることも人気となっています。

(4) 外資系企業

外資系企業で働くことで、日常的に英語を使用する機会が多くなります。特に、外資系のIT企業やコンサルティング会社、製薬会社などでは、社内のコミュニケーションやドキュメントのほとんどが英語で行われることが多いです。ビジネス英語のスキルが必要とされるため、専門的な英語の習得が求められます。

外資系での注意点は、ある意味TOEIC900点レベルが管理職以上や、前線で働く社員では当然であり、逆に、ちょっと話せるぐらいの英語ではついていけなくなるリスクがあります。逆に日系企業では、十分な点数となるので、ここの落差は考えておく必要があります。「話せて当然」と思われるのが、特に大手の外資系です。

(5) リモートワーク・フリーランス

リモートワークやフリーランスとして、英語を活用した仕事も広がっています。特に、ライティング、マーケティング、カスタマーサポートなど、インターネットを介して行う仕事では、クライアントが海外にいるケースが多く、英語でのコミュニケーションが必要です。自宅にいながら英語力を生かして働くことができ、柔軟な働き方が可能です。

FiverrやFreelance、,Upworkなどの越境型スキルシェアで活躍するフリーランスも増え、英語のプラットフォームを使いこなし、英語で直接海外の個人とやり取りできる人も増えています。これらは、会社の配属に左右されず、外資系企業に入社する必要もなく、「いますぐに」英語で仕事をすることができる最先端の選択肢でもあります。

2.私の事例

どれか一つに選ぶ必要はありません。ちなみに、私のケースでは(TOEIC900超あり)、海外営業ではありますが、運よくスタッフとして、海外に2カ国派遣されました。これは、もちろん、TOEICをあげてきたということと、スタッフ職だからこそ、競争相手がいなかったこと、そして、ことあるごとに海外駐在の希望を伝えていたことです。

まだ、並行して、英語教師のような仕事を、越境型スキルシェアで行っています。これは会社に頼らず、自分の力で、英語を使って海外の顧客を見つけて、サービスを提供します。

3. 英語力を伸ばすためのステップ

英語を活かした仕事に就くためには、一定の英語力が必要です。そこで、英語力を高めるための具体的なステップを紹介します。

(1) 英語学習の目標設定

まず、どのレベルの英語力が求められるのかを理解し、それに応じた学習計画を立てることが重要です。例えば、ビジネス英語を必要とする職種であれば、日本で言えば、TOEICのスコアを目安に目標を設定すると良いでしょう。一般的にはTOEIC 800点以上がビジネスシーンで有利とされています。

(2) 英語の実践機会を増やす

日常的に英語を使う機会を増やすことで、実践的なスキルが身につきます。オンライン英会話や、外国人と交流できるコミュニティに参加することも効果的です。また、仕事の場で英語を使うことで、自然にスキルが向上します。

(3) 資格を取得する

英語力を証明するために、資格取得も有効です。例えば、前述のTOEICの他にも、IELTSやTOEFLなどの国際的な英語能力試験があります。さらに、英語教師を目指す場合は、TEFLやTESOLの資格も視野に入れましょう。

4. 英語を活かした仕事に就くための具体的なアドバイス

実際に英語を活かした仕事を得るためのプロセスについても説明します。

(1) 自分の英語スキルセットを整理する

まず、自分がどのような英語スキルを持っているかを整理し、そのスキルをどのように活かせるかを考えます。ビジネス英語が得意なのか、会話力が強みなのか、またはライティングが得意なのかを把握することで、自分に合った職種が見えてきます。

例えば、英語が得意でも、実は人前で話すよりは、ライティングをしたいという方は、英語でのライティングをして、ウェブマーケティングの世界に入るのも一つの手です。

(2) ネットワークを広げる

英語を活かした仕事は、海外の企業やクライアントとのつながりが重要です。Instagram、LinkedInなどのSNSを活用して、英語を活かせる企業や個人とつながることで、仕事のチャンスが広がります。また、オンラインで行われる国際的なイベントやセミナーに参加して、人脈を広げることも大切です。英語の仕事仲間を増やしましょう!

(3) 専門知識を深める

英語が使えるだけでなく、特定の分野に精通していることが、他の応募者との差別化につながります。例えば、ITやマーケティング、医療など、専門的な知識を持っていることで、英語力と合わせて自分の強みをアピールできます。専門分野の英語用語や業界特有の知識を学ぶことも効果的です。掛け算の発想です。

5. 英語を活かした仕事の魅力と可能性

最後に、英語を活かした仕事の魅力と今後の可能性について触れます。

(1) キャリアの幅が広がる

英語を使えることで、日本国内だけでなく、海外でも活躍の場が広がります。特に、縮小する日本、円安が進みがちな日本にとって、海外との接点を持つことは大事なキャリア形成になります。特に、グローバル化が進む現代において、英語を話せることは大きな武器です。日本企業が海外市場に進出する際にも、英語力がある人材は重宝されます。

(2) 高収入のチャンス

英語を使う仕事は、一般的に高収入の傾向があります。特に外資系企業や国際的なプロジェクトに携わることで、給与や待遇が良くなることが多いです。また、フリーランスとして英語を使った仕事を受ける場合も、案件によっては高額な報酬が期待できます。

(3) リモートワークの増加

新型コロナウイルスの影響で、リモートワークが急速に普及しました。この流れは今後も続くと考えられ、場所に縛られず英語を活かした仕事が増えていくでしょう。世界中のクライアントと繋がりながら、自宅から仕事を行うというライフスタイルが実現可能です。

6.まとめ

「英語を活かした仕事」は、多くの可能性とチャンスを秘めています。翻訳・通訳、海外営業、英語教師、外資系企業での勤務、フリーランスとしての活動など、様々な選択肢があります。自分の英語力を最大限に活かし、活躍のチャンスを広げましょう!

この記事の筆者

Lio(りお) キャリアコンサルタント・SEOライター/実績のある日本の国家資格キャリアコンサルタント&行動心理士。大手日系&外資系の会社で人事(HR)歴25年。海外で人事関係の学位取得(Professional diploma)。自らも転職4回&外資系含む大手200社受験経験有り、日本の転職市場を肌で経験。海外子女でありTOEIC900点台をキープ。越境して働く!英語を活かして働く皆様向けにキャリアメディアとレッスンでご支援しております。