「会議を遅らせる」って英語で何という?例文とその留意点は?
「会議を遅らせる」を英語で表現する方法はいくつかあります。単純に Delay だけしか使っていないということはありませんか?実はシチュエーションに応じて、表現は変化するので注意です!以下に代表的なフレーズとその使い方の留意点を紹介します。
1. Delay the meeting
- 例文: "We need to delay the meeting due to technical difficulties."
- 留意点: 会議を一時的に遅らせる場合に使います。原因や理由がある場合に使われることが多く、一般的な表現です。基本的には「時間」を遅らせるのであって、別の日にすることはほぼありません。注意です!
2. Postpone the meeting
- 例文: "Due to unforeseen circumstances, we will postpone the meeting until next week."
- 留意点: 会議を別の日や時間に「延期」する場合に使用します。特定の時間枠や日にちが設定されていないときにも使えます。より正式な場面でよく使われます。
3. Push back the meeting
- 例文: "We had to push back the meeting to accommodate everyone's schedule."
- 留意点: カジュアルな表現で、会議の開始時間を遅らせる場合に使います。よりネイティブっぽい表現です。特に、参加者のスケジュールに合わせて時間を調整する際によく使われます。
4. Reschedule the meeting
- 例文: "Let's reschedule the meeting to a later time today."
- 留意点: 会議の時間や日付を変更する場合に使われます。時間を後にずらすことも含みますが、前倒しにする場合にも使えます。
5. Defer the meeting
- 例文: "We have decided to defer the meeting until we have more information."
- 留意点: 会議を一時的に保留して、より適切な時期に開催することを意味します。よりビジネスなどのフォーマルな場面でよく使用されます。
選択のポイント:
- 程度の違い: 「Delay」は短期間の遅延、「Postpone」や「Defer」は長期間の延期を意味することが多いです。
- カジュアル vs フォーマル: 「Push back」はカジュアル、「Postpone」や「Defer」はフォーマルな表現です。
- 意図的な変更: 「Reschedule」は時間や日付を変更する意図を強調するため、柔軟性が求められる場面に適しています。
会議を遅らせる理由や状況に応じて、適切な表現を選ぶことが重要です。
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この記事の筆者
Lio(りお) キャリアコンサルタント・SEOライター/実績のある日本の国家資格キャリアコンサルタント&行動心理士。大手日系&外資系の会社で人事(HR)歴25年。海外で人事関係の学位取得(Professional diploma)。自らも転職4回&外資系含む大手200社受験経験有り、日本の転職市場を肌で経験。海外子女でありTOEIC900点台をキープ。越境して働く!英語を活かして働く皆様向けにキャリアメディアとレッスンでご支援しております。