英語の役員面接だからこそ、気を付けることと質問対策10選

外資系企業や、大手の日系企業、コンサルティング会社では、リモート面接だからこそ、急に本国の役員が最終面接に入る事のなったから、英語面接になります。なんてことも増えてきました。役員が入るレベルの英語面接はどうしたらいいのでしょうか?そんなヒントと、質問対策10選をお伝えしていきましょう。

英語の役員面接で気を付けること

  1. 明確なコミュニケーション: 簡潔で明確な答えを心がけましょう。長々と話すよりも、要点を押さえた回答が好まれます。執拗な事だけ、答える。なるべく、役員と会話のキャッチボールをしましょう。
  2. プロフェッショナルな態度: 面接中は一貫してプロフェッショナルな態度を保ち、適切なビジネスマナーを示しましょう。
  3. 自信と誠実さ: 自信を持って話すことが重要ですが、誇張や嘘は避けましょう。誠実さが評価されます。仮に、英語がいまいちでも、最低限伝える努力は評価されるしょう。
  4. 事前のリサーチ: 面接を受ける会社や業界について十分にリサーチを行い、その知識を活かした回答を準備しましょう。対策をしていないことは、気づかれるものです。
  5. 文化の理解: 面接を行う国や会社の文化を理解し、それに合わせた言葉遣いや態度を示すことが大切です。役員は、英国系なのか、アメリカ系なのか、アジア系の方なのか?事前にリサーチして、文化レベルを合わせることも大事でしょう。
  6. 質問の準備: 自分から質問をすることで、積極性や興味を示すことができます。会社や役員に対して適切な質問を用意しておきましょう。役員だからこそ、一歩突っ込んだ質問もありでしょう。

英語の面接質問の例と回答のヒント

  1. Tell me about yourself.
    • 回答のヒント: 簡潔に、過去の職歴、スキル、現在のポジション、今後の目標を述べましょう。長々と自分の人生を語るのではなく、面接官に関連する情報を提供します。基本的な質問ですが、今一度回答を確認しましょう。
  2. Why do you want to work for our company?
    • 回答のヒント: 会社のミッション、ビジョン、価値観に共感している点や、自分のスキルがどのように会社に貢献できるかを具体的に述べましょう。これも基本的な質問ですが、より具体的に述べましょう。
  3. What are your greatest strengths?
    • 回答のヒント: あなたの強みが仕事にどのように役立つか、具体的な例を挙げて説明します。簡潔に2つから3つ挙げましょう。
  4. What is your biggest weakness?
    • 回答のヒント: 弱点を認め、その克服のためにどのように取り組んでいるかを述べましょう。弱点をポジティブに変える方法も示します。
  5. Can you describe a challenging situation you faced at work and how you handled it?
    • 回答のヒント: STAR法(Situation, Task, Action, Result)を使って、状況、課題、行動、結果を順序立てて説明します。特に、コンサルティング系では、しっかりロジックを整理しておきましょう。
  6. How do you handle stress and pressure?
    • 回答のヒント: ストレス管理の具体的な方法や、過去の経験からストレスを乗り越えた実例を挙げます。過去に厳しかったプロジェクトをいくつか複数準備しておきましょう!
  7. Where do you see yourself in five years?
    • 回答のヒント: あなたのキャリア目標が、会社のビジョンや成長と一致していることを示します。10年後、20年後も言えるように。
  8. Why are you leaving your current job?
    • 回答のヒント: ネガティブな理由ではなく、新しい挑戦や成長の機会を求めていることを強調します。
  9. What can you bring to our company that others cannot?
    • 回答のヒント: あなたのユニークなスキルセット、経験、視点がどのように会社に価値をもたらすかを具体的に述べます。
  10. Do you have any questions for us?
    • 回答のヒント: 会社の文化、チームのダイナミクス、成長の機会などに関する質問を用意しておきましょう。興味と積極性を示す良い機会です。

これらの質問に対して、自分の経験やスキルを活かした具体的な回答を準備することで、面接での自信と準備の度合いを示すことができます。

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この記事の筆者

Lio(りお)・ライター/信頼と実績のある日本の国家資格キャリアコンサルタント。米国CCE認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー&行動心理士。大手&外資系含め人事歴25年/海外で人事関係の学位取得(Professional diploma of Employment Relations)自らも転職5回&外資系含む大手200社受験経験有。海外子女でありTOEIC900点台をキープ。越境した働く!英語を活かして働く皆様をメディアとレッスンでご支援しております。