面接での「弱み」の言い方例の一覧(転職・就職)[2023年版]

面接での弱みの言い方例一覧

弱み一覧100

結論として、以下100の弱み一覧をご参考ください。なお、口述しますが、強みともとれる「弱み」も選ぶのもポイントです【赤枠部分参照】

「弱み」とは?

 弱みとは何でしょうか?辞書などでは、「弱い所。後ろめたい所。弱点。」とあります。就職転職などでの弱みというのは、強みの裏返しとも言えますので、頼りにならず、優れていない点とも言えるでしょう。就職転職などの面接では、「弱み」を聞かれることもあり、ここでどのように答えられるかも合否が分かれるポイントになります。自分自身の「弱み」もしっかり整理して言えることが大事です。

「弱み」の言い方のポイント

では、「弱み」の言い方はどうしたらよいでしょうか?そのポイントは3点です。

弱みの言い方ポイント❶

致命的な弱みはいわない=協調性がない、長続きしない など。

弱みの言い方のポイント❷

可能なら、強みともとれる「弱み」にすると良い

弱みの言い方ポイント❸

エピソードを添えて自己認識していることを告げ、改善したい旨も伝える

いかがでしょうか?上記を踏まえた自分自身の「弱み」を整理できているでしょうか?今一度、確認してみましょう。

「弱み」はいくつあればいいのか?

ここで、「弱み」は一体いくつ挙げればいいのか?という疑問があります。

お勧めとしては、指定されない限り1つでOKです。強みは複数以上挙げるのが良いとされますが、弱みは、敢えて、複数以上挙げる必要はありません。もちろん、「弱みを3つ挙げてください」と問われたら、3つ答えざるを得ませんが(その準備はしておきましょう)、そうでなければ、敢えて答える必要はないのです。

弱みはいくつあればいいのか?どう見つければいいのか?を考える

「弱み」はどう見つければいいのか?

弱み一覧を冒頭に付しておりますので、それをご覧ください。まず、人間の能力スキルは、カッツモデルによると3つに分けられます。

1.概念化スキル

2.専門スキル

3.ヒューマンスキル

上記3つです。このうち、「弱み」を敢えて言うなら、3のヒューマンスキルの中から選ぶのが最適です。1のように「論理的思考力がない」というのは、ちょっとネガティブな印象を与えますし、2のカテゴリーで「英語力がない」というのは、努力不足の印象を与えてしまいます。

3のカテゴリーは、ヒューマンスキルですが、ポイントは「すぎる」「ありき」というワードを加えて、そのスキルの過度な習得によるデメリットを挙げるのがお勧めです。強みの中から、過度に発揮し過ぎると弱みにもなるものがいくつかあります(一覧の中の赤線部分を参照ください)

スキル+すぎる 例

好奇心がありすぎる、慎重すぎる、こだわりがありすぎる

スキル+ありき 例

行動ありき、計画ありき

 上記のように、強みが行き過ぎて、弱みともとれるような表現はネガティブすぎる印象を与えず、お勧めです。

「弱み」を面接で言う際の良い3つの文例

では、実際に「弱み」を面接言う際の文例をいくつか紹介しましょう。

面接官

貴方の「弱み」について聞かせてください。

応募者

例1:私の弱みは、「慎重すぎる」ところだと認識しております。完璧にミスなく、こなしたいという思いが強すぎて、いつもかなりの時間を要してしまうと認識しております。特にイベントなどの前日などは、入念なチェックをするため、多くの時間をかけてしまいます。今後、慎重さは大事にしつつ、周囲に巻き込んで協力をいただいたり、事前チェックも効率化するなど、改善をしていきたいと考えております。

応募者

例2:私の弱みは、「こだわりがありすぎる」ところだと認識しています。一つの仕事を仕上げるのに、自分の思いが強すぎる部分もあり、細部までこだわってしまいます。それゆえ、かなり時間がかかってしまったり、やり直しを何度もしてしまうこともあります。こだわりも大事ですが、ビジネスには、スピードも大事だと思いますので、そのバランスを上手くとっていきたいです。

応募者

例3:私の弱みは「行動ありき」であるところと認識しています。何事も、あまり深く考えずに「行動」に移してしまう癖があり、それ故、失敗してしまうことも過去多々ありました。行動力は武器だとは思っていますが、あまりに軽率に進めてしまうと、うまくいかないとも反省しております。今後は、行動する前に一歩立ち止まり、周囲の人の意見を聞いたり、冷静に分析するなど改善をしていきたいと考えております。

「弱み」を面接で言う際の悪い3つの文例

面接官

貴方の「弱み」についてお聞かせください。

応募者

悪い例1:はい、協調性がないことですね。学生時代にはあまり部活とかに所属してなかったので。でも会社に入ったら、なるべく改善していきたいとは思います。

応募者

悪い例2:はい、論理的に考えるのが苦手です。いつも、計算ミスとかしてしまうので、もっと勉強していきたいと思います。

応募者

悪い例3:はい、英語が苦手です。TOEICとか勉強はしているのですが、なかなか点数があがらなくて苦戦しております。

 上記悪い例1、2では、「協調性がない」「論理的に考えられない」というちょっとネガティブすぎる弱みを選択してしまい、印象を落としてしまう危険性があります。例3の英語力も多少単純な印象を与えてしまいます。別に英語を求められていない応募案件の場合は、ちょっと的が外れているという悪い印象も与えがちです。

「弱み」を聞かれた際の練習もしておく

強みを聞かれた場合の練習は良くするが、「弱み」を聞かれた場合の練習はしていないということはないでしょうか?また、その「弱み」を出しても大丈夫でしょうか?そんな心配がある方は、Bansoキャリアでの100円~の診断&レッスンがお勧めです。

今すぐ100円で強み分析&面接対策したい!

この記事の筆者

Yaco(やこ)/「強み」を活かす戦略キャリアコンサルタント/「強み」を発掘し、活かす転職&ギグ(兼業)という働き方支援中/人事歴25年/海外で人事学位取得/国家資格キャリアコンサルタント&米国CCE認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー&行動心理士/転職5回&外資系含む大手200社受験経験有/ドラクエとラーメンが好き☺

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: CC2022.jpg

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA